今日は夕方から2時間、横須賀海辺つり公園へタチウオ狙いで釣行してきました。最近はすっかり日が落ちるのが早くなり、夕まずめの時合いもあっという間に訪れるようになってきました。ここ数日はタチウオの好調が続いていることもあって、平日にもかかわらず釣り場は大盛況。常連さんから初心者の方まで大勢が竿を並べており、人間の活性も高いです。良い釣り座を確保するためにはかなり早い時間に現地入りしないと難しい状況になっています。
当日は試したいルアーがいくつかあったので、時合い前の時間帯はそれらをキャストしながら様子をうかがいました。バイブレーションやジグを中心にレンジを探ってみましたが、この日は反応がいまひとつ。タチウオはいるはずなのになかなか口を使わない時間帯が続きます。そんな中、あたりが暗くなりはじめていよいよ夕まずめのゴールデンタイム突入。ルアーへの固執を早々にやめテンヤに切り替え。それから数投目でいきなりアタリがあり、その後は立て続けに3匹キャッチ。フィーバータイムという展開で、竿をひったくるような力強い引きを味わえました。歳も歳なのでなるべく体力を使わず、短時間勝負で釣果を得られるように頑張ってます。
周囲を見渡すと、初心者の方も多く竿を出していましたが、思うように釣果が伸びず苦戦している様子も見られました。タチウオ釣りにおいてテンヤを使う際に重要なのは、飛距離・タナ・巻きスピードの3つのバランスです。テンヤは軽すぎると飛距離が出ず、狙いたいポイントに届きません。逆に重すぎると沈下が早く、タナをキープするために早巻きを強いられることになります。しかし巻きスピードが速すぎると、タチウオが追い切れず食い損ねてしまうのです。
釣果を安定させるコツは、タチウオのいるレンジを意識して、少しゆっくり気味にテンヤを引いてくること。特に活性が低いときは、スローな誘いが決め手になります。もちろん活性が高ければ多少雑な操作でも食ってくるのですが、シビアな状況ではこの差が結果につながります。
あとはケミつけてしっかり餌をつけて機械のようにキャストするのみ。暗くなってからは2〜5m付近のタナをまず狙うといいと思います。

 
 
 
 
 

 

 

 
 
 
 
