夏の王禅寺攻略2025 スプーン編

ここ3年あたり王禅寺に通い詰めて得た、夏のサブロー池攻略法について紹介させてもらいます。
©️Google

サブロー池はイチローやジローと比べると狭く、水深も3.5Mとこじんまりとした小さい池です。シーズンオフとあって魚の絶対量も少なく、放流以外の魚がとりにくく、日中はかなり苦戦を強いられます。そんな状況でもなんとか釣果をあげられないかともがき苦しみ、たどりついた釣果の上げ方を記事にしてみます。

夏のサブローは場所による釣果の差がとてつもなくあります。鱒玉といわれる鱒の塊ができやすく、画像MAPの1,2,3の場所にそれができやすい傾向があります。釣り方の良し悪しももちろんありますが、場所を見極めるところもサブローの特徴であります。

放流

池が狭いため、放流は数を釣るための一番の近道になります。2025年現在では1日二回の放流が行われ、1回目には2回分の放流が行われるため、この時間を逃さなければ鱒を釣ることは容易です。
1回目 7:00~8:00頃(2回分)   2回目 16:00~17:00頃

放流後は基本的にはどんなルアーでもあたりがでますが、私の場合はドーナ2gから入ります。ある程度重めのスプーンを早巻きして手返し良く釣ることが釣果を伸ばすのに最適だからです。カラーは赤金、カラシ、白あたりを使います。

ドーナ

放流2nd

放流が落ち着いてきたタイミング、もしくは放流で全く反応がなかった時、次の1手はNOA1.5gとグラビティで責めます。NOAであたりがあれば規則正しい動きが好みということ。グラビティであたればスライドが好みということ。その日その日のトラウトの好みを探っていきます。夏場はものすごく深場にいる魚は少なめなので表層から1m以内のレンジを刻んで刻んで探っていきます。

グラビティが良ければそこから↓のようなローテーションを。
〇グラビティ→NOA-S、ハントグランデ

NOAに反応が良ければ↓のようなローテーションを。
〇NOA→NOA.jr

釣れなくなったらマイクロスプーン

1g台のスプーンに反応がなくなってきて激渋の時間を迎えたら、マイクロスプーンの時間になります。そう、ここからがエリアトラウトの真骨頂です!いかに渋い時間帯に釣果を上げられるか、それこそがこの釣りの魅力だと感じています。王禅寺の場合はかけあがりをいかに責められるかが釣果の分かれ目です。遠投したい気持ちをおさえて、足元から1~3mあたりのかけあがりを狙ってください。
私が良く使うのはハント、シャースフィー、ブラインドフランカー。かけあがりに沿ってデッドスローで引いてくることですれにすれた魚をも釣ることができます!ただマイクロで釣果を上げるには専用のタックルとレンジを保ちながら巻くことが重要です。かなり奥が深い分野なのでこれはまた別記事で紹介できればと思います。王禅寺はかけあがり。これだけは覚えてください。



今回はスプーンを中心に書かせてもらいましたが次回はプラグの記事を書ければと思っています。昨日効果的だった方法が今日にはもう通用しないなんてことが多々ありますから、その日その日の状態を見極めながらアジャストしていくところにこの釣りの魅力が詰まってますよね。

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