初心者でもわかる!ドリフトスピン1.3gの使い方とコツ
爆発的な釣果がだせるドリフトスピン1.3gの使い方とコツを今回はご紹介。これを読めばあなたもドリフトマスターの仲間入りだ!
この記事では、ドリフトスピン1.3gの特長や効果的な使い方、糸やフック、カラーの選び方を、できるだけ分かりやすく説明していきます。
■なぜ「1.3g」が基準なのか?
ドリフトスピンにはいろいろな重さがあります。軽いものはフワッと泳ぎ、重いものは深い場所まで沈められます。その中で1.3gは「軽すぎず重すぎず」で、 どんな状況でも対応できる基本形となります。
特に効果を発揮するのは、放流されたばかりのニジマスや、魚影が濃い場所。他のルアーには反応しないのに、ドリフトスピン1.3gにはしっかり食いつく、なんてことも珍しくありません。逆に状況が合わないと全く反応がないこともあるので、「まず1.3gで探り、効かなければ他のルアーに切り替える」使い方が基本になります。
■ライン(糸)の選び方
ルアー釣り初心者にとって一番分かりにくいのがライン(糸)の違いです。ドリフトスピンを活かすならまずはこれ。
- エステルライン0.3号+ナイロンリーダー2.5lb
わずか0.05号の違いでも、沈み方や操作感が変わります。「最近アタリが減ったな」と思ったら、糸の太さを変えてみると状況が好転することもよくあります。
■フック(針)の選び方
フックも意外と釣果に直結します。
- 基本は AGフック #8
- 食いが浅く、掛かりが悪いときは ハニカムトーナメントフック #8 に変更。
魚の口は意外と小さいので、針が大きすぎるとせっかく食いついても弾かれてしまいます。逆に小さすぎると刺さりが甘くなる。状況によって針を変えると「釣れる」から「掛けて獲れる」にレベルアップできます。フックを変えたからって釣果が変わるわけないじゃない。って思いがちなんですがフックやリング一つでルアーの動き方が変わるのがエリアトラウトの奥深さなんです。
■カラー(色)の選び方
カラーは大きく分けて以下2種類に分類。派手か地味かでまずは魚の傾向をつかむ。蛍光ピンクは私のお気に入り
- 蛍光ピンク(濁り水やマッディで強い)
- ナチュラル系、黒
さらに、マッキーでちょっとした線を入れる「マッキーチューン」もおすすめ。例えばテールに黒い線を入れるだけで、魚の反応が変わることもあります。
■実際の操作方法
ドリフトスピンの攻め方は2種類あります。
・一定方向にスライドが入る
ロッドを降ろし、リールを標準速度で巻きます。
・左右にスライドをいれる
ロッドを立て、リールを遅めに巻きます。こうすることで左右のスライドが入りやすく不安定な動きを演出できる。
魚がいるレンジまでルアーを沈めたらこの2種類の攻め方で魚を誘ってください。一定方向へのスライドがベースになり、これであたりがなければ左右にスライドさせていくといいです。
■初心者が失敗しやすいポイント
- 早く巻きすぎる → 魚が見切ってしまう。
- フックが合っていない → バイトはあるのに掛からない。
- カラーを変えない → 一辺倒では釣れない日もある。
こうした点を意識して修正していくだけで、釣果はグッと伸びます。
■まとめ
ドリフトスピン1.3gは、ただ投げて巻くだけでは本当の力を発揮しません。
- ラインの太さでレンジを調整
- フックで掛かりを調整
- 動かすときは「長く見せる」意識
この4つを意識するだけで、初心者でも釣果が安定してきます。
管理釣り場では放流直後の爆発力も楽しめますし、渋い状況で「どうしても1匹釣りたい」ときにも頼りになるルアーです。まずは1.3gをしっかり使い込んで感覚をつかむこと。それが他の重さのドリフトスピンを扱う基礎となり、ステップアップへの近道になります。
「釣れない時間を楽しめるか」がエリアトラウトの面白さでもありますが、ドリフトスピン1.3gを武器にすれば、その時間が一気に短くなるかもしれませんよ。