うみかぜ公園 太刀魚

2025年8月17日日曜日

うみかぜ公園

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夏休みもいよいよ最終日。明日から仕事かと思うと気が重いですが、そんな憂鬱を吹き飛ばすために昨夜から横須賀のうみかぜ公園へ太刀魚狙いで出かけてきました。ここは首都圏からのアクセスも良く、駐車場やトイレ、売店も整っている人気の海釣りスポット。ファミリー層からベテランアングラーまで幅広く集まる釣り場で、シーズンになると太刀魚狙いの人で特に賑わいます。足場が良い堤防から夜釣りができるので、安全に楽しめるのも魅力のひとつです。


釣果はというと「ボコスカ釣れる」という状況ではありませんでした。太刀魚は群れで回遊してくるため、釣れるかどうかは「時合い」を逃さないことが何よりも重要。この日も夜23時前後に群れが回ってきて、餌釣りで立て続けに2尾をキャッチ。さらに朝マヅメの5時前後にはメタルジグで2尾追加し、最終的には合計4尾という結果になりました。決して爆釣とはいきませんでしたが、短い時合いをしっかりものにできたのは大きな収穫です。


餌釣りで意識したのは「タナをこまめに変える」こと。太刀魚は群れの回遊のタイミングや光量、水温の変化でレンジが大きく変わります。あるときは表層近くで食ってきたかと思えば、数分後には中層しか当たりが出ないことも珍しくありません。そのため、ウキ釣りやテンヤ仕掛けの場合もタナを一定に固定せず、刻々と探っていくのが釣果を伸ばすコツです。


一方、メタルジグでの攻略はまた違った楽しさがあります。基本はカウントダウンで狙いたいレンジまで沈め、アクションで食い気を煽っていく。太刀魚は光物に強く反応するため、ジグのキラめきとリズムを活かすことが大切です。特に朝マヅメは活性が上がりやすく、レンジさえ合えばガツンとしたアタリが期待できます。加えて、ストップ&ゴーや軽めのジャークを織り交ぜることで、よりリアクションバイトを引き出せることもあります。大切なのは欲張らず、狙ったタナをブレずに攻め続けること。メタルジグはシンプルな動作ほど釣果につながりやすい釣り方だと改めて感じました。


今回の釣行では短いながらも時合いを捉えられたのは大満足。今年は去年に比べて渋い感じがしますよね。うみかぜ公園はアクセスの良さに加え、季節ごとにターゲットが変わる面白さがあるので、太刀魚シーズン以外にも通いたくなる魅力があります。次は数釣りを目指して、タナの攻略をさらに突き詰めていきたいと思います。



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