シーバス釣りたいならまずは旧江戸川へ。魚影が濃くて、釣り場もいっぱい。そんな旧江戸川の特徴、釣り方などを紹介させていただきます。
旧江戸川の特徴
旧江戸川は東京湾奥に注ぐ大規模な河川で、千葉県浦安市と東京都江戸川区の境を流れています。河口域は潮の干満による影響が大きく、汽水域特有の豊かな生態系が広がっており、シーバスをはじめとする多くの魚が集まります。流れは満潮・干潮によって大きく変化し、潮止まりから動き出すタイミングにはベイトフィッシュも動くため、釣果が期待できるポイントです。
また、川底にはカキ殻やゴロタ石が多く点在し、根掛かりのリスクは高いものの、それがシーバスの絶好の隠れ家になっています。橋脚、排水口、明暗部、馬の背やかけ上がりなど地形的変化も豊富で、攻略の幅が広いのも特徴です。都心からのアクセスが良く、多くのアングラーに親しまれている一方で、プレッシャーも高いため緻密な攻略やルアーローテーションが求められるフィールドです。
釣ったことのある魚
シーバス
チヌ
ニゴイ
ボラ
タチウオ
イナダ
サバ
旧江戸川で抑えるべきポイント
①カキ瀬
旧江戸川ではカキ瀬にチヌやシーバスがつきます。カキ瀬を制すればシーバスを制することができます。狙うべきはバイブレーションで底少し上のトレース。遅く巻いてしまうと底に沈んで根がかるし、早く巻きすぎると巻きあがってしまう。いきなりボトムから攻めるのではなくて、表層早巻きから徐々にレンジを下げていくのがいいでしょう。あとロッドは立て気味にして引っ掛かりを感じたらあおってかわすことで根がかりを回避できます。
根がかりを怖がっていては魚は獲れませんので怖がらずに攻めの釣りをすることが釣果に繋がります。
②明暗
ナイトゲームでは明暗の境目が狙いどころです。橋下や公園の釣り場など常夜灯の光にプランクトンが集まります。それを追ってきた子魚も集まり、シーバスがその小魚を狙うという感じです。暗部のほうにシーバスは潜んでいるのでうまく子魚を演出してルアーを通せば食いついてきてくれます。
③橋脚
橋脚は流れを遮るため、その周囲にヨレ(反転流)や流速差が生まれます。シーバスは体力を消耗しない位置に身を潜めつつ、流れてくるベイトを待ち伏せして捕食します。橋の下が人気の釣りスポットとなるのはこういった理由からです。
釣り方
環境によって釣り方はいろいろだが基本はバイブレーション。明暗部を攻めたりする必要があるため遠投能力は必要。クロダイが外道で釣れてしまうのもバイブのよいところ。秋トップもバイブ表層巻きで釣れちゃいます。
バイブレーション以外の使いどころとしては春のベイトがころころ変わるような季節にはシンキングペンシル。流れが緩い時やナイトゲームでゆっくりした動きで魚に口を使わせたいときなんかはミノー。コノシロやボラがいるときなんかにはビッグベイトゲームで大型が釣れる。そしてそして夏や秋には青物が、冬には太刀魚なんかも回ってくるんです。ぼくも旧江戸川で釣りをやりだしたきっかけは青物でした。青物追って回ってたら旧江戸川まできてしまった感じ。。
旧江戸川の釣りスポットと実績ルアーをまとめた記事はこちら